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アオスジアゲハ

概要

和名:青条揚羽 学名:Graphium sarpedon

分類 アゲハチョウ科アオスジアゲハ
大きさ 前翅長 30~45mm 開長 60~70mm
公園、街路樹、照葉樹林などに生息しています。別名、クロタイマイ

形態・生体

(はね)は黒色で、前翅(ぜんし)後翅(こうし)に青緑色の帯が付いています。この帯には鱗粉(りんぷん)がなく、透きとおっている。稀に、青帯を完全に欠く変異個体が発見されたこともあります。翅斑(はねの模様)は雌雄ともによく似ているため、雌雄の判別は難しく生殖器で判断します。蛹はクスノキの葉に似た形状をしています。
成虫は年に3回程発生し、5月から10月に見られます。夏の間水辺や水たまりに集団で給水を行う姿が見られることがあります。
幼虫は、クスノキ、タブノキなどを食べます。幼虫は5回の脱皮を経て(さなぎ)になり、やがて成虫になる。幼虫期は約1ヵ月で、一般のアゲハチョウ類と違い、幹ではなく葉に蛹を形成し、蛹で越冬する。

分布

東アジア、東南アジア、オーストラリア北部
本州以南

参考

阿蘇デジタル博物館

カテゴリ : 阿蘇の自然
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