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オケラ

概要

キク科オケラ
多年草
高さ30~60cm。
葉は卵型で、葉縁に硬い毛があり、互生します。
下部の葉のみ葉柄があり、羽状に3~5裂します。

季節(開花期)

9~10月
淡紫色の頭花をつけ、筒状花は先が5つに分かれます。
雌雄異株で、雌花は花柱が突出しています。
果実は痩果(中に多数の種子がある)になります。

環境

中国、朝鮮半島
本州、四国、九州
日当たりのよい草原など

利用

晩秋から初冬に根茎を採り、表皮を取り去ったものを数日天日干し、日陰で乾燥させたものを生薬で「白朮」といいます。
根茎を室内でいぶすと、湿気を払ってカビの発生を防ぎ、蚊取りにも効果があるとされています。
また、若い芽を採取して、塩をひとつまみ入れた熱湯でさっとゆで水にさらして、アク抜きをしてから、ごまあえ、からしあえ、天ぷらにします

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カテゴリ : 阿蘇の自然
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