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カノコソウ
更新日: 2012-05-23 (水) 16:59:20 (4350d)
概要
和名:鹿の子草 学名: Valeriana fauriei Briq.
オミナエシ科カノコソウ属
多年草 草丈50~70cm
茎は、直立し葉は対生します。
小葉は2~4対になっており、披針形で葉縁には鋸歯があります。
季節(開花期)
5~7月
花柄の先端に散房状の淡い紅色の小花を多数咲かせます。
大きさは5㎜、雄蕊は3本。
環境
中国、朝鮮
北海道、本州、四国、九州
山地の湿った草地に生育します。
別名ハルオミナエシと言われ、花の色も広い阿蘇にあっては白~紅赤まで様々。
似たものにツルカノコソウがあります。
利用
地上部が枯れた後、水洗いし天日で乾燥させます。(生薬名:吉草根)
薬効
- 神経過敏症、ヒステリー、心悸亢進などに効果があり、ストレスや興奮を抑えます。
細かく刻んで、1回5gに熱湯を入れ飲用します。
食用
- 独特の芳香があり、たばこや菓子の香料として利用されています。
日本産のものは品質が良く、戦前は各地で栽培されヨーロッパへ輸出されたこともあります。
画像
参考
阿蘇デジタル博物館
索引 : か
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