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カメの仲間

概要

イシガメ・クサガメ・スッポンの3種が、主に阿蘇谷の黒川水系に生息しています。
イシガメとクサガメは似ていて通常はあまり区別されず、共にカメ・クズ・コウズなどと呼ばれています。
イシガメは、日本固有種で、3種の中では最も多く、クサガメは少なくなっています。
クサガメは、臭亀で、自衛手段として悪臭を放つことからその名がつきました。頭部に黄色い縦縞があり、各甲板にも黄色の縁取りがあり、背甲には3本の隆起したうねがあり、周縁は滑らかで、後縁部もイシガメのようにギザギザしてなくてわずかな凸凹があるだけです。
スッポンは、食用になることから漁協による放流もされている。
昭和56年5月10日、一の宮町黒川で甲長約40cm、体重5kgもあるものが捕獲されて話題になったことがあります。
なお、阿蘇ではまだ確認されていないようですが、白川下流域では北アメリカ南部原産の、眼の後方が赤いアカミミガメ(通称ミドリガメ)が野生化し、在来のイシガメやクサガメを圧迫していて憂慮されています。


カテゴリ : 阿蘇の自然
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