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モウセンゴケ

概要

モウセンゴケモウセンゴケ
多年草
葉にある粘毛からだす粘液で虫を捕らえる食虫植物の一種です。
背は低く地際から葉をロゼット状に伸ばします。
葉には腺毛と呼ばれる長い毛があり、先端から昆虫が好む粘液を出しています。
昆虫が腺毛にふれると葉が曲がり捕らえられ、虫は消化されます。
捕虫なしでも生育は可能ですが、虫を捕らえた個体はその後の開花が促進され、種子を多く生産することが出来きます。

季節(開花期)

8~9月
ロゼット状に広がった葉の中心から花茎をのばし先端に白い花を咲かせます。

環境

日本全国に分布し山地の湿原や草原のやや湿った場所に生育しますが、個体数は少ないようです。

利用

草体にナフトキノンを含み、モウセンゴケとタイムを混ぜたシロップは、小児の咳止めに利用されます。

画像

参考

阿蘇デジタル博物館

カテゴリ : 阿蘇の自然
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