ホーム > リンドウ農家-井野寿一
リンドウ農家-井野寿一
更新日: 2020-05-01 (金) 15:50:51 (1450d)
吸いこまれそうな青紫。咲くたびに感動です。
熊本県花であり阿蘇市花でもある、可憐なリンドウ。
花言葉は「あなたの悲しみに寄り添う」。
陽を受けたときだけ開き、傷つきやすい心を思わせて美しい。
井野寿一さんはそのリンドウの栽培を二十年余つづけています。
叔父が長野県でこの花に惚れこみ、苗をもらってきたのが始まりだった。
標高七百メートルの高冷地、夏も涼しくエアコンはもとより、
「扇風機も何年か前に壊れたっきり……」
花も人も、高原の風に恵まれる。
「種を蒔いてから出荷するまで三年かかる植物です」
長い目で、ていねいに見守って育てていかなければならない。
ピンクや白の品種もあるが、やはりリンドウといえばあの青紫だ。
「吸いこまれそうな色です。何年やっても咲くたびに感動します」
カテゴリ : 行政
索引 : い
このページのURL: