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中通古墳群
更新日: 2011-09-12 (月) 18:54:12 (4571d)
概要
中通地区の北外輪山から南側へ突出した
中通古墳群の中には、丸い形に盛土した
中通古墳群は5世紀から6世紀にかけて造られたものとされ、古代の阿蘇地方を開発し、支配した豪族「阿蘇の君」一族の墓であろうと考えられています。中心的なものは長目塚で、県内最大級の前方後円墳です。それを越える規模のものは県内に見当たらないため、豪族の勢力がいかに大きなものであったか想像できます。また、前方後円墳の出現は、大和朝廷の影響が及んだことを裏付けています。
長目塚は現在、後円部と短い前方部をもつ帆立貝のような前方後円墳へと姿が変わっています。度重なる水害により河川の改修工事を行うことが決まり、昭和24年に前方部の大部分が切断されたためによるものです。
改修工事の際には前方部の
- 1)長目塚
- 前方後円墳 墳長:111.5m 最大高さ:9.9m
- 2)勝負塚
- 前方後円墳 墳長:58.7m 最大高さ:11.4m
- 3)車塚A
- 前方後円墳 墳長:47.0m 最大高さ:8.0m
- 4)車塚B
- 前方後円墳 墳長:16.0m 最大高さ:2.3m
- 5)入道塚
- 前方後円墳 墳長:25.0m 最大高さ:4.5m
- 6)銭亀塚
- 前方後円墳 墳長:13.0m 最大高さ:2.5m
- 7)上鞍掛塚A
- 前方後円墳 墳長:65.5m 最大高さ: 5.5m
- 8)上鞍掛塚B
- 前方後円墳 墳長:25.5m 最大高さ:3.8m
- 9)鞍掛塚A
- 前方後円墳 墳長:33.0m 最大高さ:4.4m
- 10)鞍掛塚B
- 前方後円墳 墳長:21.5m 最大高さ:4.15m
写真
参考
~文化財を大切に~ みんなで護ろう文化財
索引 : な
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