ホーム > 坊中散策隊-軽木欣弥

坊中散策隊-軽木欣弥

自分のなかに燃えているものを抱えていく。



十九歳の若者は阿蘇を離れ東京に出て、さらにハリウッドに向かった。
ミュージシャンとして生きていこうと決心したからだ。
アメリカで六年間暮らした。気が遠くなるほどの刺激を受けたし、思い屈するどん底の日々も味わった。
二十五歳で阿蘇に帰ってくる。が、夢あきらめてしょんぼり、ではない。
いま、精肉店カルキフーズ三代目主人である軽木欣弥さんは、こだわりの肉を扱う肉屋として、身体の芯に燃えている「音楽」を封印はしない。
情熱が自分の駆動力になっているのを自覚しているからだ。
「その熱い気持ちを生まれ故郷にも等しく注ぎます」
坊中散策隊という地域づくり団体で積極的に活動する。
信仰の山・阿蘇には僧が住む坊舎、山伏が結ぶ庵が三十六坊五十二庵もあった。
生まれ育ったその地・坊中の探索は、自分を探索することと少し似ている。


ポスターを見る
火の国阿蘇の恵みのブランド「然」

カテゴリ : 行政
索引 :

このページのURL:

TOP