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宮地小唄

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宮地小唄
水の宮地に不思議(ふしぎ)は一つ
東岳(ひがしたけ)川(がわ) 水がない
宮地飛行場 む可ふ(むこう)は五岳
阿蘇はながめもひろいと子(こ)
小堀(こぼり)スキー場 降る雪さ江(え)も
つもりや氷の原となる
時鳥(ほととぎす)なく 仙酔山(せんすいやま)の
阿可(あか)の つつ志(じ)も咲いたやら
風は涼しく青葉は薫(かお)る
阿蘇の宮地は夏知らぬ
阿蘇の宮地はおひよりつづき
けふは茶の芽も伸びたやら
國(くに)の守可(まもりか) 世の礎可(いしずえか)
阿蘇の御社(みやしろ) 神さびる
阿蘇はよいとこ 甘露(かんろ)の雨可(が)
草の葉にふり葉に宿る
空と野原を忠右衛門鳥(ちゅうよむどり)は
水志(じ)ゃない可(か)とゆききする

※野口(のぐち)雨情(うじょう)(詩人で童謡(どうよう)・民謡(みんよう)作詞家(さくしか)。代表作に「シャボン玉」「七つの子」「赤い靴」など)の作詞。昭和9年(1934)に宮地に訪れた折に作詞。歌詞中の「忠右衛門鳥」は、民話「水乞(みずこ)い鳥(どり)」の登場人物がモデル。

参考

くらしのあゆみ 阿蘇 -阿蘇市伝統文化資料集-



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