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揺ヶ池

阿蘇伏流水(ふくりゅうすい)(湧水)の一つで、古くからお池さんの名で親しまれています。
揺ヶ池大神を祀った揺ヶ池神社が鎮座(ちんざ)しており、大正時代に足の病気に悩まされていた人が夢のお告げでお池さんの水を飲んだところ平癒(へいゆ)したと言われています。
以来、この水を求めて多くの人が訪れ参拝するようになりました。

伝説

大正三年八月のある夜、村内の某は霊夢(れいむ)によって多年の足痛がこの池の霊水を飲んだり腹部にぬったりして僅か一ヶ月余りで治癒したとのことである。
これはもとより神を信仰する真心と霊水の効能と一致したものであろうと思われるが、その当時は国内はもとより海外までも波のうつ如く宣伝されて、参拝者昼夜陸続(りくぞく)としてお賽銭箱の中は堆積(たいせき)し、ロウソク、線香の煙の絶間がなかったとの事である。
その後現在に到るも尚、神々のご利益を仰いで参拝する。
その繁盛な時からこの社殿には揺ヶ池の主之神と弁財天(べんざいてん)の二柱を主神として奉納してある

所在地

熊本県阿蘇郡西原村

参考


カテゴリ : 阿蘇の自然
索引 :

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