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映画「永遠の人」

昭和36年(1961)に公開された映画で、阿蘇で長期間の撮影が行われました。
物語の背景には外輪山や中央火口丘には現在とは比べ物にならない広大な草原が映しだされています。

ストーリー

昭和7年の九州阿蘇。地主・小清水の小作人の娘・さだ子には隆という恋人がいた。地主­の息子・平兵衛はある日、片足を負傷して戦地から復員する。さだ子は 平兵衛に犯され入水自殺を企てるが助けられる。12年の歳月が流れ、隆に去られたさだ­子は平兵衛と結婚する。木下惠介得意のいわゆる年代記もので、全体が 5章より成る昭和7年から昭和36年までのさだ子と平兵衛の愛憎、というよりは憎悪の­半生記である。フラメンコのリズムに乗せて、従来の木下調リリシズム を裏返したように展開する"永遠の憎しみ"に貫かれた異色のホー­ムドラマ。

キャスト

高峰秀子 佐田啓二 仲代達矢 乙羽信子 石濱朗 田村正和

監督・脚本: 木下惠介(作品:二十四の瞳(1954)、喜びも悲しみも幾歳月(1957)

映像(予告編)


カテゴリ : 阿蘇の自然
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