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湧水かんざらしの店 結-木下英夫

都会と山里との架け橋という、結。



水の音は、なぜか人のこころを穏やかにする。
母の羊水に抱かれていた記憶なのかもしれない。
静かな里に廃校となった旧女学校(洋裁学校)の木造校舎が残り、周囲にあふれる清い水。
木下英夫さんが想いを通わせた一角だ。
「もともと水が好きです。水と関わる第二の人生を求めていました」
そして、この一角と出会った。
店名の「結」は共同体の絆を意味する語だが、木下さんにはもうひとつの気持ちがこめられている。
「都会と山里との架け橋という、『結』です」
素朴な水景色と、湧水で晒した白玉団子が名物となっている。
「過剰な手を加えないことをいちばんのサービスと……」
その姿勢は人びとのこころに響いた。
どうしてこんなにほっとするのでしょう、と訪問客は空を仰ぎ、水音に耳を傾ける。


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カテゴリ : 行政
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