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溶岩洞

概要

溶岩流の中に出来たトンネル状の空洞で、流動性の大きい溶岩流の中に見られます。溶岩流は流出後表面と底面が団結しても、内部は相当長い期間高温で流動性をもちます。
この部分が流れ去ると、あとに横穴上の空洞ができます。ハワイの火山や富士山の溶岩流中に見られ、ハワイではラバ、チューブ(溶岩管)、富士山では風穴、胎内などと呼ばれています。熊本県では阿蘇カルデラの内側、米塚と蛇の尾の中間付近など5ヶ所ほど知られています。ここの溶岩はカンラン石を含む安山岩で、安山岩の中では最も流動性が大きい。洞内には溶岩鍾乳石があり、天井や側壁には流出を伴う引きずりの跡が見られます。
洞が出来た後で生じた天井の裂け目からは降水がにじみ出し、石灰洞(鍾乳洞)で見られる鍾乳石に似た珪酸鍾乳石ができます。また磁気異常が強く、洞内で磁石による方位決定は困難になります。
洞窟内には洞穴動物のコウモリ類、多足類、クモ類が生息しています。


カテゴリ : 阿蘇の自然
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