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牧番小屋
更新日: 2016-08-16 (火) 13:37:43 (2781d)
概要
外輪山上に連なる草原が尽きる旧一の宮町と南小国町の町境、志賀瀬川の渓流にそって僅かに開けた水田とともに、下荻の草、
牧番小屋の土間には水瓶が据えられ、谷間から担ぎ上げた水がいつも一杯に入れられていました。6畳間の真ん中にある囲炉裏には
この牧番小屋の番人は広大な放牧場のパトロールをしながら、牛馬の腹部に毛染めで書かれた番号や所有者の名前で頭数を確認。併せて牛馬の発情や病気、ケガの早期発見にも当りました。晴天の日は観察も容易でしたが、濃霧の日は頭数確認だけでも困難を極めました。
札木の牧番小屋を通過する下荻の草の人々は、行き帰りに決まって立ち寄ってお茶を飲み、町と里の話題を交換していました。一息入れたら、再び野道をたどります。
索引 : ま
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