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田んぼ
更新日: 2010-03-20 (土) 18:18:40 (5112d)
主な作業
昔は機械等がなく、すべて手作業のため重労働(じゅうろうどう)でした。
田下駄(たげた)
湿田状態(しつでんじょうたい)の水田で足が落ちこまないよう田下駄を履(は)き農作業をしました。
田舟(たぶね)
湿田で堆肥(たいひ)や苗を乗せて田面(たづら)を滑らせて運搬(うんぱん)する道具です。
田植え綱(づな)と尺(しゃく)
田植えを正條植え(せいじょうえ)にするために綱と尺・尺(しゃく)竹(だけ)が使われました。綱は苗を植える目印になり、尺は綱を直角(ちょっかく)に張る道具です。
足踏水車(あしぶみすいしゃ)
水田に川の水を揚(あ)げるため、動力は人力で1人の足踏みで水車を回し、水を揚げていました。木枠(きわく)の間の水を羽根(はね)ですくい揚げるように作られています。
ナエブリ(スッカリ)
田植えの時、苗代(なわしろ)から水田に苗を運ぶのに使われました。四方から伸びたつり手を結び合わせ、天びんで荷(にな)い運んでいました。
籾摺臼(もみすりうす)
直径1mもある松の幹を輪切りにし、上下2つを重ね合わせて使います。上の臼に籾を入れて臼を回し、下の臼と摺(すり)合(あ)わせます。籾殻(もみがら)を取るために、摺合う部分に目が立ててあります。
卸(おろし)と万石(まんごく)
稲・麦・アワ・大豆(だいず)・小豆(あずき)などの穀物(こくもつ)を脱穀(だっこく)した後、網目(あみめ)を通して実・チリ・殻(から)などをふるい分けるのに使いました。万石は籾摺り後の玄米(げんまい)と砕米(さいまい)を選び分ける選別器(せんべつき)です。
ブリコ
大麦・小麦・大豆・小豆など打ちあやすときに使います。
鎌
穀物や草などの刈り取りに使います。
糸車(いとぐるま)と織機(はた)
繭(まゆ)から生糸(きいと)を取るとき、糸車を利用し生糸(きいと)を原料として絹織物(きぬおりもの)、木綿(もめん)を原料とした木綿(もめん)織物(おりもの)(反物(たんもの))を作っていました。
他
参考
索引 : た