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草原

概要

阿蘇は、昭和9年(1934年)に指定を受けた80年の歴史を有する阿蘇くじゅう国立公園の一部です。

中央部には根子岳、高岳、中岳、烏帽子岳杵島岳からなる阿蘇五岳がそびえ、その周囲に外輪山を形成し、カルデラの上に広大な草原が広がってまいす。
早旬の野焼きが終わると初夏には広大な緑の草原が広がり、秋には緑の草原は黄金色にその姿を変え、ススキの穂波が秋風にゆらめく風景は阿蘇ならではの風物詩です。
この地を訪れた夏目漱石は初めての阿蘇行での印象を「二百十日」の中でこう読んでいます。
行けど萩ゆけど芒(すすき)の原広し


阿蘇の草原が文献に登場するのは、平安時代中期延喜5年(905年)に作成されたとされる「延喜式」です。
阿蘇の草原は1000年前から、そこに住み農業を営んできた先人達が牛馬を養い、放牧、採草、野焼などの営みを続けてきた結果として維持・継承されてきたものなのです。

人々は、営々と草原を利用するために、草原に手を加え、その環境を維持・管理してきました。
阿蘇の人々の営みは、草原とともにあったといっても過言ではありません。

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カテゴリ : 阿蘇の自然
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