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荒木精之「波野高原」

荒木精之(あらきせいし)
阿蘇外輪山東部、標高700~800メートルの大高原。
見渡すかぎり大波のうねりのように見えるところから「波野高原」の名があります。
作品はここの分教場を訪れた青年と老教師との交流を綴ったもの。
宇野浩二が絶讃した好短篇です。
高原に立つと、作中の人物ならずとも「私は少年のような気持ちになって高原をあちこちあるきまはった。
そして草の香を嗅ぎ、鳥の音を聞き、馬のたてがみのような白い雲を眺めながら何かすばらしい歌をつくり出したいものだとおもった」、そんな思いにさせられます。

参考

阿蘇の達人 ~阿蘇をつくった神々と歴史~


カテゴリ : 文化・歴史
索引 :

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