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蘇山郷-永田佳代子

飾らず、気負わず、野の花が立つ。



宿のなにげない場所に、すっと草花が飾られている。
草心流という流派によるものだ。
人も花もありのままが美しい、という考えに基づく生け花。
道端にありふれて咲いている草花をこそ愛する、そういう美学。
この美学は蘇山郷の全体を包む空気でもあります。
目を見張る豪華絢爛とは無縁、奇をてらった新しさもない。
いとひろく 山の夕映入りてきぬ 阿蘇氏びとの 軒たかき家
情熱のひと与謝野晶子のその歌が、杉の間の掛け軸にある。
昭和七年、歌人与謝野鉄幹・晶子夫妻が宿泊した樹齢千年の大杉で造られた部屋。
その空間にもひっそりと野の花が。
現女将の永田佳代子さんは、先代女将に草心流の手ほどきを受けた。
生ける花は、生ける人の立ち居振る舞いに静かに寄り添う。


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カテゴリ : 行政
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