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西巌殿寺

概要

西巌殿寺は、熊本県阿蘇市黒川にある天台宗の寺院で、山号は阿蘇山です。古くから阿蘇山修験道の拠点として、また、九州の天台宗の中で最高位の寺格を持つ寺院のひとつです。
過去に、本堂は2001年に火災で焼失し、礎石のみ残りますが、山門をくぐり石段を登った本堂跡には阿蘇檜や公孫樹の古木があります。
周辺には僧坊跡が点在し、多くの文化財が保管されています。
阿蘇山上に天竺毘舎衛国から渡来した僧・最栄が庵を開いてから、多くの修行僧、修験者が阿蘇山上に集まりました。
それらの人々は現在の旧阿蘇山スキー場一帯の牧野に当たる草地に坊舎を建てて、厳しい環境の中で修行に励みました。
その数は36坊52庵と言われています。西巌殿寺とは、本堂に加えこれら坊や庵を加えた総称となっています。
阿蘇山西巌殿寺では、毎年4月13日に「阿蘇山観音祭り」が行われています。修験者による火渡り、湯立の荒行が行われています。

文化財

重要文化財(国指定)

紺紙金泥般若心経 1巻 後奈良院宸翰 附:従三位惟豊添状
仏舎利渡状 懐良親王筆、天授元年(1375年)

熊本県指定重要文化財

絹本著色阿弥陀三尊来迎図
山上本堂の仏像 十一面観音立像 平安時代作
前立十一面観音立像・不動明王立像・毘沙門天立像 鎌倉時代作
僧房の仏像 阿弥陀坐像・誕生仏・大黒天 鎌倉時代作

他に、本堂と仏像7体(いずれも元・熊本県指定重要文化財)がありましたが、2001年9月に不審火で焼失しています。

カテゴリ : 文化・歴史
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