ホーム > 阿蘇の虎舞(成川)

阿蘇の虎舞(成川)

阿蘇の虎舞い(成川)

 昭和36年11月21日に重要無形文化財として県より指定を受けています。
 通称は成川の虎舞いとして知られていますが、阿蘇町では県指定の第一号となります。
 文化財報告書第三集「阿蘇の虎舞い」1982年刊によると、成川の虎舞いの起源は、昭和36年6月の「重要文化財成川虎舞保存会趣意書」に次のように記されています。
 『成川虎舞いの伝統の判明せるものは凡そ今より数百年前成川出身角力行事服部甲斐介なる者、京都奈良方面にて類似せるドラ楽を学び、之を郷土に持帰り、以来世代の楽器を加味して世襲的に此の民芸を伝承し、数百年の現在に至りたるものなり」とあり、服部甲斐介なる人物は戸籍には改平となっていますが、通称をカイスケと呼んだであろうということで、実在の人物と考えられるということです。
 甲斐介は、虎舞いを大分県竹田市でならってきて始めたともいわれています。

参考

~文化財を大切に~  みんなで護ろう文化財



カテゴリ : 文化・歴史
索引 :
関連語句 : 指定文化財リスト

このページのURL:

TOP