民話
きつねの嫁入り
東手野と西手野の中間くらいから下の方の田んぼの中にお仮屋があります。
このお仮屋は手野の国造神社のお祭りが7月26日に行われ、明神様がお宮を発たれ、このお仮屋に暫く休まれる所です。
このお仮屋の近くに、平日は誰も居ない所ですが、夜になると、何とも奇妙な灯が灯るのです。
はじめは一つ、灯ったかと思うと、それがポカポカ、ポカポカといくつもの火になって拡がり暫くするとポカポカ、ポカポカと一つずつ消える。
消えてしまったかと思うと、また一つついて、またポカポカ、ポカポカとひろがる。
又消える。
その火が灯って拡がる時は見事なもので、思わず見とれてしまいます。
何の火だろう。
小さい頃で父に尋ねると
「多分狐の嫁入りだろう」
というのですが今だに分からないままです。
随分遠くから見るのですから怖くはないですが、今はその辺も車が通る位の農道が通ったため、もうその火もみることもありません。
*山部「このはなしは私が小さい頃(小学生頃)本当にあった、よく見た実話です。」
参考
くらしのあゆみ 一の宮 -一の宮町 伝統文化研究会-
(古城東、手野)後藤(山部) チモト
更新日: 2013-08-28 (水) 00:00:00 (4540d)