概要
阿蘇の草原(草地)は野草地と人口草地から構成されています。主体である野草地は、農畜産業による利用と維持管理形態や地形の違いから、大きくは、放牧地、採草地、茅野という3つの質の異なる草原タイプに分けられ、それぞれ景観や生息・生育する生物種も異なります。さらに、局地的に湿地性の植物群落が点在しています。
野草地
■採草地
採草地では、夏や秋に草を刈り取るため、地表面まで光が届き、より多くの種類の植物が育つことが出来ます。、、、など草丈の高い植物が生育する草原です。
■牧草地
放牧された牛馬が草を食べ、足で踏み続けることで、シバなどの草丈が低い草原が保たれます。牛はワラビや、など嫌いな草を食べ残すため、独特の生態系を形成しています。
■茅野
放牧や採草に利用せず、だけを行っているような場所で、が、密生する比較的単純な草原のこと。かつては茅葺き屋根の材料となるを冬場に刈り取っていましたが、近年では、こうした利用は減少しています。
■湿地性植物群落
草原名の中の窪地にできた小さな湿地には、サギソウ、など特有の植物が生育し、その中には「大陸系遺存植物」が多く含まれ学術的にも貴重な場所です。や放牧が行われることで維持されてきました。
人口草地[改良草地]
原野を開墾して栄養価の高い外来牧草を栽培する人口草地は、本来阿蘇に生育する野草が育つ場所ではありません。多様な植物が生育する野草が育つ場所ではありません。多様な植物が生育する野草地とは質的にことなります。
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更新日: 2022-08-29 (月) 15:33:04 (1241d)