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生活

火山灰と放牧牛

概要

平成元年から2年にかけて、阿蘇中岳の噴火が活発化しました。気象庁の推計によれば、このによる火山は約800万トン。麓の放牧地では、草や牛馬の体にうっすらと火山灰が積もり、牛の健康が懸念されました。そこで、農家は放牧地から牛馬を連れ帰り、しばらく畜舎で飼育することにしました。
こうしたの後、一体どの程度の火山灰を牛が食べると、どんな影響が起こるのか決まって論議されてきました。
熊本県畜産試験場阿蘇支場では昭和51年、火山灰が牛馬に及ぼす害についての実験が行なわれました。噴火口から採取した新鮮な火山灰を毎日100㌘、濃厚飼料に混入して強制的に妊娠牛に与えました。試験期間は1年間でした。
この妊娠牛は無事健康な子牛を分娩しました。実際には少量の火山灰は牛馬の健康にさほど影響しないことが確認されました。


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更新日: 2016-08-15 (月) 09:45:25 (3447d)