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火焚き神事は、二千数百年来の「鬼八伝説」に基づいて行われ続けている祭事です。
8月19日から10月16日までの2ヶ月間、上役犬原・下役犬原・竹原の3地区から選ばれた10歳前後の少女が、霜宮の近くの火焚殿にこもって昼夜火を焚き続けます。火焚乙女に選ばれることは名誉とされ、かつては抽選であったそうです。昔は外に出ることも一切許されず、先生が火焚殿で子供の勉強をみてくれていました。しかし近年は少子化や社会事情の変化によって乙女選びが大変になったため、平成3年以降は節目の行事の日のみ火焚乙女が参加する形をとり、火焚きは年番の地区の人が交代で務めています。
夜渡祭で火焚乙女が火渡りをした後の灰は「しもやけ」「ひび」「あかぎれ」などに霊妙があるとされ、参拝者は皆、頂いて帰るそうです。
この祭事は、「阿蘇の農耕祭事」として昭和57年に国指定重要無形文化財となりました。
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