火振り神事は、阿蘇地方の五穀豊穣を祈る阿蘇神社の田作り祭の神事の一つ。
 農業神「年祢大神(としねおおかみ)」が、姫神をめとる「御前迎え(ごぜむかえ)」の儀式で、氏子たちがたいまつを振り、姫神を迎えたことが祭りの名の由来といわれています。

 夕闇迫る参道にはカヤを束ねたたいまつが用意され、やがて御輿の一行が参道に入ると一斉に火が点じられ、たいまつが打ち振られます。火の輪は幾重にも重なり合い、美しく幻想的な光を照らし出します。

 観客も全国から訪れ、またこの火祭りを撮影しようとするカメラマンも多く見られます。火を振る者も一体となってこの神様の結婚にふさわしいセレモニーは進められます。

 


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