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田実祭は五穀豊穣を感謝するまつりとして、一の宮町の阿蘇神社と国造神社の2か所で行なわれます。田実祭は国の重要無形民俗文化財『阿蘇の農耕祭事』の一つ。火振りで知られる春の『田作祭』、夏の『御田植神幸式(おんだ祭)』とあわせて同神社の三大祭りといわれています。阿蘇神社では9月25・26日、国造神社では9月23・24日、どちらも2日間行なわれています。祭りの日には米、酒、塩、水、鏡餅、魚、海草、野菜、果物などに加えて、稲の初穂と赤飯が供えられます。
阿蘇郡一の宮町の阿蘇神社では、境内に作られた土俵で『願の相撲』の奉納、その後参道では勇壮な流鏑馬(やぶさめ)が奉納されにぎわいをみせます。相撲をとるのは、おんだ祭でみこしを担ぐ駕輿丁(かよちょう)たちです。一方国造神社では、神事のあと子供たちの相撲大会が行なわれ、最初の三番を『願の相撲』と呼んでいます。
流鏑馬の奉納では、阿蘇神社流鏑馬射手会の10人が烏帽子(えぼし)に直垂(ひたたれ)姿で馬にまたがり、140メートルの横参道を疾走、3つの的をめがけて馬上から次々に矢を放ちます。命中するたびに大勢の見物客から拍手や歓声が沸き起こります。
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