概要
阿蘇外輪山を母体として西部より東部へ波状傾斜する地形。
標高700~800㍍の高冷地帯で、西は外輪山につながる一の宮町、南は高森町、東は大分県竹田市と荻町、北は産山村と境を接しています。
面積71.46平方メートル、人口2199人世帯数557。
村の沿革は明らかではありませんが、阿蘇氏の管轄後、加藤氏、細川氏時代に入り東部地区は久住手永に属しました。西部はその後も阿蘇氏が支配しました。
明治12年、(1879)「郡区町村編制法」の実施後、変革を経て22年波野、新波野、中江、滝水、小池野、赤仁田、小園の7村が合併して新村が誕生しました。村名は明治5年に作成された戸籍帳によると「濤野村」「浪野村」と混記されていますが、波野と名付けたのは地形が東西に緩やかな波状傾斜をなし、大波のうねりのように見えるところからこの名がついたようです。
産業経済面は、高冷地そ菜としてキャベツ、白菜、大根、牛蒡などの栽培に加え、畜産も盛んです。産業発展の基盤となる道路網の整備には特に力を入れています。村内の基幹道路となる村道は総延長170㎞に及び、年次計画により舗装化を進めていましたが、昭和55年(1980)度で進行率は40%。農道、林道も計画的に新設、改良工事をすすめました。
文化財は縄文時代の遺跡として、千部塚遺跡、松崎遺跡、牛首遺跡さらに、茶臼塚古墳などがあり、土器類が出土しています。古くから伝わる中江の岩戸神楽が有名で、昭和35年、県の無形民族文化財に指定されました。
波野高原の荻岳(843㍍)には、学者で歌人の高田保馬の歌碑が建立されています。浪野高原の美しさを詠んだものですが、西に阿蘇五岳、南に祖母山、北から東にくじゅう連山と荻岳山頂からの眺望は絶景です。
春のワラビの最盛期(5月上旬)には、ワラビ狩りでにぎわい、臨時列車も運行されていました。またスズランの自生地としても知られ、県の自然環境保全地域に指定されています。


村域
| 面積 | 位置 | 範囲 | 標高 | ||
| 東経 | 北緯 | 東西 | 南北 | ||
| 71.46㎢ | 131度13分44秒 | 32度56分56秒 | 700~850m | ||
音楽
波野音頭
作詞:波野村 作曲:滝本泰三 編曲:坂下 滉 歌:春日くに子
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スズラン慕情
作詞:門井八郎 作曲:緒方夏雄 編曲:坂下 滉 歌:春日くに子
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